湿った北風ぴぃぷぅ Keiko
気付けば10月も半ば。
夕暮れの時間が日に日に早くなっています
冬季運航スケジュールでは、石垣からの最終便は16時40分
上原航路欠航時には大原からバスで移動してきますが、
上原港を越えうなりざきへ来る頃(18時30分頃)には日が沈んでしまう時間
冬至までまだ2ケ月ありますが、どんどん暗くなるのが早くなる西表島です
で、す、が
関西や関東、もちろん北海道エリアと比べると明るい方でしょうか
その代わりに日の出が遅いのですがね。。
さて、今日の海情報です
天気:
爽やかな秋晴れ
気温: 28℃
※北寄りの風が吹いていますが、湿気を含んでいるせいか生温かい。。
体に潮風がまとわりつくような感じでした。
水温: 27℃
風向: 北東
波高: 3 ⇒ 4m
※安栄観光上原航路: 終日欠航
MISS
本目: 4番ポール
本目: 網取浅場
本目: 外離れ南
(本目: 4番ポール)
■ガイド: 大島、森脇、遠藤、佐々木、西江
■研修生: 山下
今日は団体様が途中から参加されたため、イレギュラーな対応です。
4番ポールで見られるメス⇒オスへ性転換中の オネェ ナガハナダイ
スミレナガハナダイです。
もうメスというよりは、しっかりとオスの外見になっているので、
限りなくオスに近くなりつつ、まだオネェぶりをブイブイ言わせていたようです
浅い水深にいるせいか明るい色が出やすいジョー
網取浅場のガーデンイール。
むかーしむかーし、ガーデンイールと同じアナゴ科のアキアナゴを
知らなかった頃・・・。
全てをガーデンイールと紹介していましたが、撮られた写真を見返していると、
ん・・・奥にいるアナゴがやたらと伸びている。。。
調べていたら アキアナゴ という別の種ということを知りました。
知らなかったのは恥ずかしい話でしたが、探究心が大切だと学んだ当時。
普段見慣れているものでも、実は別の種の可能性があるのならば、
おもしろくなってきませんか
話は飛びますが、・・遠巻きに見た時にゴ○○リと思って恐れていた、小ぶりの生物が
実は異なる科の昆虫 ウスイロキチクムシ であろうと知ったときは、
いくら違う種だと知っても複雑でしたが
(昆虫業界はまったく学がないので、分布内に西表島が入るかな、といった感じですが)
ふとサンゴの隙間を覗くとカサイダルマハゼ
外離れ南では・・・
お馴染みといっていいのでしょうか
ニチリンダテハゼ
とニチリンダテハゼに似ているヤマブキハゼ。
パッと見てひかれるのは、ニチリンダテハゼですが、
背びれやボディに点在しているヤマブキ色の斑点は、
不規則に見えて実は規則的に入っているものも見られたり。
アカヒメジの群れや、ノコギリダイの群れ
群れつながりで・・・
デバスズメダイ
・・・群れと言っても規模が違いますかね
随分、大きめなアカククリに出会ったり・・・
風は強いものの秋晴れの気持ちよい中、潜る事ができたようですよ
不穏な動きをする台風24号(向かって左側の目玉が24号です。)
フィリピンのルソン島に上陸していますが、この後北に上がってくる予報。
昨年の今頃は雨が降らず、水不足で悩んでいたのになぁ。。
自然と付き合うのはとっても難しいなぁと感じます。
台風が近づいてくるのでそろそろうねりが大きく入ってきそうな予報が出ました。
船酔い・波酔いが心配な方は、あらかじめ酔い止めの薬をお持ちいただく事を
オススメします。
引き続き、北寄りの風が強く入ってくるとの予報です・・・
明日も1隻で白浜港からの出港予定です
今日も1日お疲れ様でした
ではでは。