南方面へ(Keiko)
みなさん、こんばんは
連日凪ぎの日が続いている西表島より、
本日のブログは高瀬がお送りします
とってもいいお天気と海況が続いていますが、
懸念事項の1つ、○○ふうが気象衛星画像を見ると、あちらこちらで
発生している模様(_
)
気象庁の地上天気図を見ると低気圧やら、熱帯低気圧やら、台風やら・・
どのぐらいの規模でどのコースをとるか、毎日、各天気予報を
チェックしていますが、会社ごとに毎日、異なるのでどれを
参考にしていいの・・・
台湾の近くで発生し消滅した7号と、南鳥島近海で発生し迷走しながら
発達している台風5号の影響のせいか、この地域では珍しく西寄りの風が
数日吹く模様です
今後の天気予報から目が離せない季節になてきました。。。
それでは本日の海情報をどうぞ
天気: 晴れ
気温: 33℃
水温: 29℃
風向: 南西 ⇒ 西
波高: 1m
安栄観光: 上原航路終日運航
大潮周りのため、昼間のド干潮時には普段見られない場所まで、
干上がってしまっています。
ここまで引いてしまうと・・・船を着けるのが難しくなってくるので、
船長の憂鬱が増えてしまいますね。
Miss
本目: 崎山・沖ノ根
本目: オガン・東ノ根
本目: オガン・三ノ根
■船長: 吉坊
■ガイド: 大島、森脇、佐々木、伊藤、大澤(研修生)
Miss
本目: 波照間・キンメトライアングル
本目: 波照間・アザミ
本目: 崎山・ノースコーナー
■ガイド: 遠藤、鈴木、西地、伊藤風斗(研修生)
連日、オガンとオガンのカスミアジの群れに思いを馳せる猛者を乗せた大物船。
新月後の大潮まわり、昨日の潮の加減を考慮して、崎山・沖ノ根からスタート。
2本目からはオガンへ向けて。
このエリアではよくありますが珍客が飛来
カツオドリが何か訴えたそうな様子で、吉坊が操船する船の帆の上へ。
何を思ったのかふと飛び去る。鳥と海は絵になりますね。
この光景を見るためにでも、あぁ、オガンへ行きたい。。。
さてさて、肝心の水中の様子はと言いますと・・・
ブン流れだったようで・・・
潮のあたるリーフエッジではこのぐらいの流れだったそうな。
泡が上に上がれないくらい、真横に流れてしまうくらいの流れ。
そうすると・・
ブリブリに太った泳力のあるイソマグロはものともしない顔で素通り。。。
泳力の弱いはハギの群れは流れを避けてリーフの下へ下へと逃げています。
ずーっと潮当たりのいい場所にいるわけではなく・・・
岩と岩の間やリーフの間を上手く使って流れを避けながら潜っていると・・・
ここでも遭遇!
テングハギモドキの群れなども流れを避けて?なのか、たまっていました。
ブラックフィンバラクーダはいたものの、お目当てのカスミアジの群れは・・。
カスミアジ攻略のためには、もっとリサーチが必要でしょうか。。。
「昨日も見かけたなぁ。。。」と、大島談。
オキナワサンゴアマダイがペアで見られました。
(※写真は1匹だけですが・・・)
ぼんやりとしていますが、ハクテンハタも際にいるのを発見。
体に入る斑の白い斑点が特徴です。
今日は久しぶりに2本目以降のお客様の到着がないため、
もう1隻はリクエストを受けまして波照間方面へ。
今日はとーーーーーーっても水が良かったようで、
「透明度は50メートルオーバー」
と、西地がきっぱりと教えてくれました
水深30メートル近くてもこの透明度
水底に影が映って気持ち良さそうですね
この透明度と環境だからこそ、フィンを脱いでぴょーーーーんっと、
ダイビングならではの無重力を感じたくなりますよね
陸上では難しい宙返りも、逆立ちも、片手立ちも思いのまま??
肺と呼吸とを上手く使って、思うがままに器械体操よろしく、
遊んでみるのもおもしろいですよ~☆ ☆ ☆
キンメトライアングルの根にいるのは・・・
スカシテンジクダイ。きれいに舞っていました。
透明なボディなため、迫力に欠けますが見応えはバッチリ
ふとしたところに・・・
ミヤケテグリやトウモンウミコチョウ。
移動中にイルカにも会えたようですよ
凪いでいるので水面に雲の形が映り・・・そこにイルカも加わり、
必然的にシャッターを切る回数が増えてしまうのかな??
3本目は崎山エリアへ。
ここも遭遇率が高いポイントでしょうか。
大きなアオウミガメがお散歩中のところにバッタリでくわしました・・・
リーフの上の浅場はハナダイ系が舞っていて、日射しの強い夏場は特に
とってもきれいに見られます。
アカネハナゴイの群れ。
英名でパープルクイーンと呼ばれるハナゴイ。
光が当たると本来のカラーが出てきます。
水深を落としてしまうと赤みが吸収されてしまうので、濃い目の紫色に。
天気がよく日射しの強い日中ならではの光景です
2隻とも遠征していたので帰りは17時頃。
たーっぷり海で遊んで来られたようですね
繁忙期。
毎日酷使している船のメンテナンスも欠かせません。
丘に残れる男性スタッフがいる時は、オイル交換やメンテナンスなど
灼熱地獄の中、対応してくれています
先日のMiss9のメンテナンスの際には、扇風機を持っていっていましたが、
熱風が流れてくるだけで、暑い、暑い。。。
今日も気温33度。。。籠った船内では35度以上の中、
今日は青井が一人で黙々と作業をこなしてくれていました。
明日は伊藤がメンテ班として丘作業に取り組む予定です。
この暑さはとっても堪えます。。。
この時期、海に出られることがどんなにいいのか。。。
ともあれ、みなさんもご来島の際には熱中症や熱射病にならないように、
こまめに水分補給を心がけてくださいね。
帰ってくると気になるのはこちらの生育具合
台風や熱低の接近がないためか、あちらこちらでバナナが実をつけています。
この、島バナナ。
モンキーバナナのように小ぶりながら、甘みが凝縮していて
とってもおいしいんですよ
毎日散歩をされているお客様が、色々な場所でなっている
バナナポイントを教えてくださります。
実を肥やすためには、先端の花を切ってしまうといいのだとか。。。
早く黄色く熟して食べたいですね。。
さぁて・・・
明日はどこへ行こうかな
ねぇ、船長さん??
お知らせ
ウェブサイトのオーシャナで取材に来た際の記事がアップされています
是非ご覧ください
内容はオガンのカスミアジの群れとジンベエザメについて
https://oceana.ne.jp/from_ocean/68943
https://oceana.ne.jp/from_ocean/69039
海に関するうなりざきからのオススメ情報
7月~9月までのオススメはこちら
https://www.unarizaki.com/iriomote/guide/monthly-7-9/
2017年 サンゴの産卵予想日UPしました
神秘的なサンゴの産卵を是非西表でご覧ください
https://www.unarizaki.com/iriomote/guide/nightdiving/
今日も1日お疲れ様でした
ではでは。