果てのうるま島へ (Keiko)
こんばんは
本日のブログは高瀬がお送りします
みなさん、道を歩いていてカメに遭遇したことはありますか
ここ、西表島では特に雨上がりの日に、体高のあるヤエヤマセマルハコガメが
優雅に道路を横断している姿を目にします
このヤエヤマセマルハコガメ、国の指定天然記念物で文化財保護条例により
捕獲が禁止されているそうですが、7月2日付けの八重山毎日新聞によると、
このほど、与那国島の島内でセマルハコガメが保護されたとのこと
島外から違法に持ち込まれた個体が逃げたか、捨てられたかの可能性が高いと
見られているそうで、ヨナグニサン自然ふれあい広場「アヤミハビル館」に届けられ、
永年飼育し、天然記念物に対する理解を深めていくことにしているそうです
西表島の環境は、そこら中に珍しい生物や植物が分布しています
興味の幅にもよりますが、気になる動植物や音などに耳を傾けて調べてみると、
「実は天然記念物なんです!」という種類が多く存在します
ダイビングを楽しむことはもちろんですが、
陸でのお時間がある際には、ふと異なる視線を持って辺りを
見てみてはいかがでしょうか
何か珍しい動植物に遭遇できるかもしれません!???
今朝の下の浜は雲はあるものの爽やかな風景でしたが・・・
熱帯低気圧の影響からか、お昼頃には所々で雨がパラつくお天気に早変わり
さてさて
本日の海情報をどうぞ
天気: 晴れ
のち
曇り
ところにより雨
気温: 32℃
水温: 29℃
風向: 南
波高: 1m ⇒ 2m
安栄観光: 上原航路終日運航
本日、2隻で出港です
Miss
本目: 波照間キンメトライアングル
本目: 波照間アザミ
本目: ノースコーナー
■ガイド: 大島、遠藤、佐々木、西江
Miss
本目: カメカメポイント
本目: 崎山沖ノ根(ドリフト)
本目: ハナゴイの根
■船長: 吉坊
■ガイド: 西地、伊藤、鈴木(3本目から)
まずは7月と言ったら波照間
果てのうるま(さんご)島、波照間島の海からどうぞ☆
今日の透明度は50メートルオーバーと口を揃えて話していました!
水中から見る色でも透明度のよさがうかがえますね
100の文字よりも1枚の写真
・・・といっても過言ではありませんね。
ね?ね??
潜りたくなりませんか
重力を感じない世界。
かるーく飛び上がれます!
こんな事や・・・
こんなこと・・・
陸上では難しくても、水中では呼吸による肺のトリミングを使えば
簡単にできますよ☆
・・・大切なのは、砂を巻き上げないように優しく動くこと・・・
サンゴでできた砂を足の裏で体感してみませんか
何をしても水がきれいだと絵になりますね
30メートル近い水深にいても影が砂地に映る感覚。
みなさんだったら、どんな影を映したいですか!??
あぁ・・・きれいな写真を見ながら文章を考えていたら、
私が1番海に行きたくなってきました・・・
日が陰ってしまうとやはり波照間の透明度が半減してしまいますが、
それでもこの気持ち良さそうな光景。。。
砂地でのんびり・・・という方には、とてもオススメです☆
遠征の条件としましては、船を1隻満たすお客様のリクエストと海況と天候
次の波照間遠征はいつになるのかしら。。。
波照間島のセンジュイソギンチャク。
水深で白化の具合が異なっています
こちらは水深17メートル。
こちらは13メートル。。。
見た目のきれいさは白化しているイソギンチャクかもしれませんが・・・
自然界の中では少し異様な風景。。。
カクレクマノミを観察していると表情の豊かさに気付かされませんか??
・・・ヒゲがはえていたり、目つきが悪かったり、色々な表情のクマノミを
探してみてはいかがでしょうか
ちなみに波照間島の波照間アザミのポイントのアザミサンゴは・・・
鹿ノ川のアザミサンゴほど、雪化粧にはなっていないようですね
ノースコーナーのオススメ、
粉雪のようなカスミチョウチョウウオの吹雪もとい、舞。
潮の流れが速ければ速いほど弧を描くように舞うので、
見応えバツグン!?
でも・・・見る側も撮る側もそれなりに必死になってしまうのは、
ここだけの話
良く見ると、顔を黒く隠してますね。
ボディの白は言われてみれば三角型
英名では「ピラミッド・バタフライフィッシュ」と言います
大島がハナヤサイサンゴの間に潜む、胸鰭の黒いパンダダルマハゼ。
グリーンの瞳が愛らしくもありますが、
胸鰭が透明だとカサイダルマハゼになります。
島周りのダイビングでは・・・
ミドリイシサンゴがきれいな場所で見られるテングカワハギ。
大人は黒と白のずんぐりむっくりのボディ、見向きもされませんが、
子供は吻から入る青白いラインがかわいらしいアマミスズメダイyg.
少し成長した・・・中学生間近の子を側面から見ると・・・
体が少し茶色っぽくなってきていますね。
カメカメポイントでは、大きな大きなアオウミガメに遭遇
どこかに連れてかれそうな・・・連れて行ってくれそうな程の大きさですね。
水面近くで見かけたら、シルエットで撮ってみませんか?
離れていても大きめのカメカメ。
砂地にはツバメガイの仲間
ニシキツバメガイとクロヘリシロツバメガイ 。
キヌハダの仲間。
1日海で遊んだお客様はみんないい笑顔
「おかえりなさい」と声を掛けて、楽しそうな表情をうかがえると
その日1日の海を楽しめたんだなぁ。。。と、
みんなの帰りを待っている丘のスタッフも嬉しくなりますね
今日は西表島の南側に熱帯低気圧が確認され、曇りや雨模様ですが、
明日の7日には、太平洋高気圧に覆われておおむね晴れる見込みと、
気象庁から発表されています
明日は七夕
八重山は毎日のように夜空に天の川がかかっているので、
明日は特に晴れるといいですね
さーて、明日はどこへ行こうかな
ねぇ、船長さん??
お知らせ
先日ウェブサイトのオーシャナで取材に来た際の記事がアップされましたので
是非ご覧ください
内容はオガンのカスミアジの群れとジンベエザメについて
https://oceana.ne.jp/from_ocean/68943
https://oceana.ne.jp/from_ocean/69039
今回の取材の特集ページはまた後日アップされますので、
更新されたら紹介しますね~
毎年恒例の七夕浴衣祭りを今年も開催しますよ~
今年は明日、7月7日の予定です
当日はスタッフも皆、浴衣を着てクラブハウスでログ付けしま~す
今年はサプライズゲストも登場
7月7日にお越しの方は是非浴衣を持参して一緒に浴衣祭りしましょう~~
海に関するうなりざきからのオススメ情報
7月~9月までのオススメはこちら
https://www.unarizaki.com/iriomote/guide/monthly-7-9/
2017年 サンゴの産卵予想日UPしました
神秘的なサンゴの産卵を是非西表でご覧ください
https://www.unarizaki.com/iriomote/guide/nightdiving/
今日も1日お疲れ様でした
(生ビールがゴクリとおいしい7月の西表島ですよ~)
ではでは。