梅雨明けを知らせるカーチバイ(夏至南風)とも違う強い南風が止みません
熱帯低気圧や台風が近くにあるのではないかと感じさせる風が吹き続いています。
カーチバイならば、夕方頃から収まりまた明け方に吹き始めるといった
リズムがありますが、今回吹いている風は
止まず、止まず

気象庁によると、梅雨前線による影響との事ですが・・・



今日は日中、一時的にスコールがありました。
その後はパラパラ降ったり止んだり。。。
南寄りの強風のため、風を避けて今日も北側へ。
島影にもなっていて南や西側と比べると海況は良好です
そんな本日の海情報です
天気:
曇り ところにより 雨
気温: 30℃
水温: 28℃
風向: 南西強い ⇒ やや強い
波高: 4m ⇒ 3m
安栄観光・上原航路: 終日運航


MISS

本目: 鳩間北
本目: バラス西
本目: 中野沖リーフ
■ガイド: 大島、森脇、佐々木、西地
MISS

本目: 鳩間北
本目: 中野沖リーフ
本目: 中野沖リーフ
■ガイド: 遠藤、東郷、西江
■アシスタント: 青井、鈴木、伊藤
鳩間の北側では幼魚がたくさん!
幼魚の中でも人気度高い紅白柄のツユベラ

大人になると・・・ぶーな姿なので、人気度ガタ落ち
顔にゴマを散りばめた、幼魚の時は人気度の高いカンムリベラ

こちらも大人になると・・・。
これ以上は言葉を慎みます。。。
ペアでいることが多いけれど、今日は1匹のみのアカハチハゼ。

砂礫の多いポイントで多く見かけますね。
じっと観察していると、砂を口に含んでもぐもぐ・・・プハっっと
砂を吐き出しています。
これは砂の中に含まれる有機物を食べ、砂を鰓から吐き出しているんだそう。
この食性はベントスと呼ばれるそうで、アカハチハゼの他に、オトメハゼなどの
ハゼはもちろんですが、ナマコも実はこの食性なんですね。
ナマコ近くにある糞のような塊は、ナマコが分解したきれいな砂だったり・・・
こちらをちらちら見る視線を感じると思えば、ツートンカラーの
フタイロカエルウオ。

顔だけ覗かせている場合は、きれいな尻尾を出してくれるのを
じっと待ってみてはいかがですか
大島が見つけた渾身の1枚


貝殻お背負っているような姿が特徴的なコンシボリガイ。
西表島ではなかなかレアなウミウシの仲間なんですって
ウミウシの仲間とはいったものの、DNA解析に基づく分類方法が
導入された結果、厳密に言うとウミウシではなく、異旋目に分類された
ミスガイ科の仲間になるそうで・・・。
何だか難しい過去を持つようですね。
普通の貝とは異なり、自分の体を貝殻の中に収める事ができない
タイプのようです。 次に会えるのはいつかしらね~

バラス東のアカネハナゴイの群れは知られていますが・・・

バラス西にいるアカネハナゴイの群れの数には圧倒されますね。

潮当たりがよく一斉に同じ方向に、同じ側にぐっと集まっているという事もありますが、
奥の奥まで魚の姿が見えます。すごい密集度
同じ潮の条件でもう少し光が入ってくれていると、きれいな写真がとれるのかな~と
欲を出してみたり。
カスミチョウチョウウオもきれいに散っていましたよ~

午後、みんなが帰ってくる頃には風が止み、下の浜から吹き上がってくる
南風も収まっていました
夜にはピタッと風が止み、今朝の風が嘘のようです。
この風の影響で、背丈を伸ばしたヒマワリはぐったり
種待ちのヒマワリもぐったりと倒れそうではあるものの、持ち前の根の張り具合で
何とか持ちこたえてくれました

タネが獲れますように
元気に育てよ~


余談ですが・・・
最近、ヤギを連れだって歩いています
楽して雑草を食べてもらい、おまけにヤギのエサまで賄えるなら・・・と、
目論んでいますが、好物のハイビスカスの葉っぱの匂いがすると猛ダッシュ


おかげでショップ周辺のハイビスカスの下の部分はスカスカです
うなりざきに来て早1ヶ月半。
お客様への認知度も増え、人気者になりつつありますね
鳴き声や微妙な耳の角度、尻尾の振り具合でヤギも感情を表すらしいのですが、
まだまだヤギの感情ははわかりません
明日は、このまま風が収まる予報です。
3日ぶりの西側は・・・、うねりも収まってくれてるといいのになぁ。。。と、
願いつつ、2隻で出港予定です。
何か珍しいものが紛れ込んでいないか・・・。
明日のブログもお楽しみに
今日も1日お疲れ様でした


(ビールが合う季節ですね。。。)
ではでは。