迷〇台風か?(Keiko)
こんばんは
本日のブログは高瀬がお送りします。
さて・・・誰もが思っているはずであーる
こんな時期に台風が来るなんて。。。
21号が発生して、海水温を下げてくれたからもう・・・来ないはず。。。
・・・と。
私たちの思いは届かず、発生後、
足元がおぼつかないような迷走した進路をとりながら、
一定のスピードを保って緩やかに接近している台風22号。
はてさて・・・困ったもんだ。
迷惑なのであります。
少しでも西に進路をとったりスピードを遅めたり速めたりするだけで、
各地域の対応も変わってくるはず。
10月も終わりに近づいているのに、台風に悩まされています。
が
しかし
西表島の島特有の地形を生かして、今日も元気に出港です~
(うねりや波があるので、船酔い・波酔いが心配な方は、より安全に楽しく
潜って頂くためにも、酔い止めの薬の服用をお願いしております。)
本日の海情報はこちらです
天気: くもり
ところにより
雨
気温: 28℃
水温: 27℃
※前回の台風21号の置き土産からか、気温、水温ともに
下がり始め、陸上でも冷えを感じるようになっています。
22号の風でもっと気温は下がる予報…。
重ね着して上手に体温調整が必要です。
風向: 北
波高: 3 ⇒ 4m + うねり
安栄観光: 上原航路終日欠航
⇒大原航路より西表島へ
朝の段階で急遽、大きな船と小さな船を白浜に移動。
みんなが出発した後は・・・
台風前の光景。
寂しげな下の浜。
今日の行き先は・・・
Miss
本目: Gスポット
本目: 外離れ南
本目: ドロンパス
■ガイド: 森脇、佐々木、西江、鈴木、西地、青井
1本目のGスポット
透明度は25m
すこぶる良好 だったようで
ここでは浅場で見られてしまうオススメ、スミレナガハナダイ
色も柄も異なりますが、同じスミレナガハナダイ。
左はチビのメス。
右はきれいなサロンパスを貼り、婚姻色を出しているオス。
浅いので気に入った個体がいたら粘って撮れるのも魅力的です。
ハナダイ・ハナゴイつながりで、こちらはハナゴンベ。
目と目の間のマークがかわいらしく、成魚になる前の姿や色合いの
個体がいるとついつい紹介したくなりますね。
続いては・・・
アイドルシリーズで挙げますとクマノミ
幸か不幸かきれいに白化しているイソギンチャクの色のお陰で、
よりクマノミのかわいらしさが際立っています。
こちらは元々がこんな色のジュズダマイソギンチャク。
ちょっぴりキンチャクガニの模様にも似ていませんか
そこに共生するクマノミ。
何か訴えたそうですね。。
うねりの影響で船浮湾内でのダイビングとなりましたが、
1本目から海の生物が魅せてくれました
空気を読むタイマイ
西表島を初ファンダイビングの場所に選んでくれたお客様へも、
歓迎の挨拶をしているかのようですね☆
今日、1番の仕事をしてくれました
困ったときにはまた助けてね
浅場にはアカネハナゴイが集まるサンゴの根。
リクエストのカメも見つつ、オススメのサンゴとアカネハナゴイの
乱舞を見てしまったら、もう・・・他の海じゃ潜れませんよ??
今日の今の本数、今の海況、コンディションと、
同じ海は二度とないので、1本、1本、楽しんで潜って頂けたら
ガイドも他のスタッフも嬉しいですね☆☆
人気の幼魚、イロブダイyg.
白とオレンジと・・・
素っ頓狂な表情を見せてくれますが、かわいらしいやつなのです。
じーっと観察していると、ちら見をしているかのような上目遣いなど、
見ていてとっても愛らしくもあります。
ガレ場には周りの環境に同化・・・しているかな?
ジョーフィッシュが見え隠れしていました。
まるで・・・台風の様子を探るように・・・
外離れ南ではお馴染みのヤマブキハゼ。
ちょっと大きめのニチリンダテハゼ。
態度と肝は小さめだったようです。。。
うみうし好きのお客様も見られたかしら
キスジカンテンウミウシや・・・
パイナップルウミウシ・・・
ミゾレウミウシやイボウミウシなどが見つかったようです。
寒くもなく暑くもないこの時期はお客様の人数も少なく、
のんびり潜りたい方には特にオススメです
お客様の中に、うなりざきでライセンスを取得された方が2組も
いらっしゃいました
1組はステップアップのため今回はアドバンス講習を受講され、
もう一方は、取得してから4年で100本以上も潜られ、
おまけに昨日までいらした方は、十数年間講習後も通い続けて
くださっているという先生泣かせのお客様方。
嬉しい限りです
今もこれからも、海を楽しんでくださいね
3本目のドロンパスではチビイソマグロが編隊を組んで登場
ぜーんぶ数えると、ざっと17匹
まさかの出会いにガイドの方が、お客様へ伝えることに必死だったかも
しれませんね。
いい形して群れていたノコギリダイ。
真横に来てみると・・
普段何気なく見ている背中の黄色いテールライトが、
今日は何かの警告色に見えてしまったのは、私だけでしょうか
そんな緊張感を持たせながらも、青に映える黄色にうっとり
警告色つながりでいくと・・・
踏み切りと同じ柄をしたフタスジタマガシラの幼魚。
自身の身の安全を確保するため、目は黒のラインで隠していますね。
泳いでいたかと思えば、急にピタ!!!!っと停まり、
また泳ぎだすという風変わりな泳法を見せてくれます。
頭からの触覚で何を感じ取っているのでしょうか。。
物憂げな表情のヒトスジギンポ。
私たちには見えない何かを見て感じ取っているのは・・・
ツートンカラーのフタイロカエルウオ。
下半身の色、1色だったら大分イメージが変わるだろうな。。。と、
じっくり見れば見るほど、勝手な妄想が広がります。
サンゴの上には、
顔にそばかすがたくさん入ったホシゴンベ。
体にホクロがたくさん入った個体はイレズミゴンベ
よく見かけるけど、あまり紹介されないシリーズ、
黄色の発色が美しい コガネキュウセンのちびっ子です。
実際、見たことはありませんが、驚くと砂に隠れてしまうようで、
テンスの仲間と同じ性質があるようですね。
かまぼこの原料にもなるトラギスの仲間。
ハワイトラギスです。
(・・・眼下に筋が入っているので、恐らくハワイかなぁ。。と)
沖縄にも出没しているのに、ハワイという名が付くなんて、
南国の響きがより強い魚ちょっぴり南国かぶれ?ですね
その海で潜る以上、その海に住む生物に失礼のないように、
名前を少しずつ覚えられたら・・・と思うのは、
どこの海にいても同じことですね。
・・・と、
ナガレハナサンゴの触手クッションの上で気持ち良さそうにしている
ナデシコエビが話してくれました。
ねぇ??
さぁて、気になる22号の動きと、風と…ですが、
明日は安全にどこまで行けるかな
ねぇ、船長さん??
お知らせ
10月~年末年始の西表オススメ情報
https://www.unarizaki.com/iriomote/guide/monthly-10-11-newyear/
ウェブサイトのオーシャナで取材に来られた際の記事がアップされています。
是非ご覧ください
https://oceana.ne.jp/webmagazine/201707_iriomote
内容はオガンのカスミアジの群れとジンベエザメについてですよ~
https://oceana.ne.jp/from_ocean/68943 https://oceana.ne.jp/from_ocean/69039
お
ま
け
・・・のうなりざき
ダイビングショップ~下の浜~ヴィラうなりざきへ続く道を舗装するため、
数ヶ月の間、工事していましたが、先日やっと舗装されきれいになりました
以前もアスファルトは敷かれていましたが、よりヴィラの先にあるうなりざき公園へ
続く道がきれいになったかなぁ。。。
でも何故か・・・
ショップ前の椅子の置いてある部分だけ未完成。。。
早くきれいになるといいなぁ・・・と、願いながら。
今日も1日お疲れ様でした
(飲み過ぎると冷えてくる体感温度になってきました)
ではでは