三寒四温(Keiko)
みなさん、こんばんは
本日のブログは高瀬がお送りします
暑いかと思えば、昨晩はゴーゴーと地響きがするかのような北風と
豪雨に見舞われ、今日は寒い1日となりました
暖かくなったので、冬物をしまおうかと迷うこともありますが、
しまってしまうにはまだ早い西表島のお天気
これからご来島されるお客様は、暑さから寒さまで対応できるように
重ね着しやすく、ヒートテックなど薄着でも暖かくできる服装で
お越し頂く事をお勧め致します
さて、寒い1日となりましたが、今日も元気に海へ行ってきましたよ~
本日の天候・海況からお伝えします
天気:曇り
気温:19℃
水温:23℃
風向:北
波高:4m うねり
※ 安栄観光高速船:上原航路終日欠航
大原航路より西表島へ
Missにて・・・
船長: 遠藤
ガイド: 青井
今日はラッキーなことにお客様お1人様のため、
ガイドとマンツーマンでのダイビングでした
カメラも持っていたので、のんびりじっくり撮れたのでは
ないでしょうか
3本出しで潜ってきたようですよ
どこのポイントも卵を持っている個体が多いのが印象的でした
ナガレハナサンゴに埋もれてしまっていますが、
ピンク色の卵を持つナデシコカクレエビ
クマノミの住むイソギンチャクの付いている岩肌には
あかーい卵がびっしり
うっすらと目玉も見えてきてますね。
赤い栄養分がなくなり目玉や組織が出来上がるには、まだ数日かかるかな
ガラスハゼもお腹にほんわりとした塊を持っていましたよ~
お次はこちら
サザナミフグまで卵を持っているの
・・・と思いきや
何か大きい物を食べたのでしょうか
お腹が伸びてしまいそうなほど・・・
泳ぐのに必死なのかヒレ全開で泳いでいました
こんな姿なら敵に襲われてしまいそうですが、
皮膚や筋肉、肝臓などに毒があるため、それを知っている捕食者からは
狙われない事を知っているのかもしれませんが・・・
マイペースですねぇ
ジョーフィッシュも卵塊を口で保育していたようです
サービスが悪く、なかなか堂々とした姿を撮らせてくれませんでしたが、
口の周りにはみ出している黄色い物が卵塊の一部です
幼魚もちらほら。
ツユベラの幼魚
ちらみをしながらゆらゆらと泳いでいましたね
紫色のイソギンチャクには透き通るかのようなボディの
クマノミyg.
どこからか迷い込んできてしまったような
表情にかわいらしさが残っていました
幼魚よりも大きくなり、ヒレに見られるオレンジ色の縁取りが
うっすら加減
大人にも子供にもなれない思春期なのか、顔はまだ黒色で
隠しています
うっすらと明るくなった頃、浅~いこのポイントでのオススメでもある
アカネハナゴイ
どんどんと夏に向かって日射しが強くなると、
海の青も濃くなって、いまどきとは異なる色合いが見られるはず
色んな季節の海のシーンを楽しみましょうか
話は変わって・・・
本日のガイド、青井が一早く危険を察知したようです
この中に潜む危険生物、わかりますか
そーっと近づいて・・・
周り込んで・・・
あおってみるとわかりましたか
危険生物ではありますが、カサゴの特長でもあるダイヤのような
瞳でバレてしまうかもしれませんね
ウルマカサゴのような・・・ニライカサゴのような・・・
胸鰭の内側にある茶色い模様というのがはっきりとわからずすみません。
背ビレや胸ビレに強い毒を持つので、
着定する際や手を置く際には充分注意してくださいね
水温が下がっているこの時期には探してみると、色々と見つかるうみうし
ミゾレウミウシに
アンナウミウシ
コールマンウミウシ
パイナップルウミウシ
みなさんはどのうみうしが見たいですか
よく見られるミゾレウミウシですが、
触覚や二次鰓に見られる白い点々がとってもきれいなんです
またミゾレウミウシ
と、思われてしまうかもしれませんが、
もし見かけたら少しだけ注目して見てみてくださいね
潮の変わり目だったのでしょうか。。
遠くに現れたのは・・・
沖縄の県魚!グルクンの仲間
浅い所に移動してくると、密集度が高くなり小さいながらも
動き回るのでとっても見応えがあります
のんびりと海を楽しむことができたようで、ログ付けも楽しそうに
行われていました
明日も大陸の高気圧の張り出しに伴う寒気の影響で、
北風・曇りが優勢のお天気のようです
雨にも負けず、曇りにも負けず、寒さにも負けず、
明日はどこへ行こうかな、ねぇ船長さん
今日も1日お疲れ様でした
お知らせ
絶賛、春得パッケージプラン受付中
https://www.unarizaki.com/iriomote/dive-pack/harutokupack/
3月はマンタも高確率で会えるかも
海況が落ち着けば、崎山・沖の根で大物も狙えますよ
比較的空いているので、少人数でのんびりダイビング楽しめます