年に一度の・・・ (JUN)
天候:晴れ時々曇り
気温:31℃
水温:27℃
海況:南西の風 波高1m~1,5m
どうも~こんばんは~
連日、夏日が続いている西表です
今日も、30℃超えでジリジリと強い日射しが照りつけていました
そんな好天の中、今日は、毎年行われている、石垣海上保安庁との合同訓練に参加してきました
何年か前までは、竹富町ダイビング組合と海上保安庁との訓練でしたが、
ここ何年かは、西表のレジャーもダイビングだけではなく、カヌーやシュノ―ケリング業者も
かなり増えてきているので、合同での訓練になってきています
今年も、総勢50名の参加者が集い、西表におけるレジャー関係者の危機管理に対する、
意識の高さがうかがえます
午前中は、集会所にて、石垣気象台の方による、最近増えつつある地震や津波に関することと、天気図の見方や、波浪についての講義
その後は、石垣海上保安部の方による、ダイビング事故等に関する法的責任や条例に関する講義をして頂きました~
そして午後からは、実際に海に出ての訓練
巡視艇「なつづき」と海保のヘリコプターも訓練に参加していただきました
まずは、何名かが海上に浮いた状態での発煙筒の実演
この発煙筒、去年からうなりざきのガイドスタッフが全員携行しているものです
なんと、耐圧水深50m
ダイビング中に持って潜っていても問題な~し
僕たちも実際に使ったこともないですし、どれくらいの煙が出るのかも見たことが無かったので、
今日はそれを確認出しました
今回は、この発煙筒を製作している花火メーカーの細谷火工さんと発煙筒の代理店をしている、
ウエットスーツメーカーのZEROの方が来て頂き、訓練で実際に使用できるよう、かなりの数の発煙筒をご用意して頂きました
遠くで見てても、赤というか濃いピンク色の煙が確認できます
なんと、水中に浸けても煙が消えることはありません
約90秒間煙が出続けるというものです
煙なので、夜や、周りに出れもいないところで着火しても意味がないです
明るい時に、周りに誰かがいるときには、かなり有効なものになると思います
欲しい方は、ZEROさんの方にお問い合わせ下さい
ちなみに、皆で着火するとこんな感じ
一面ピンク色になっちゃいます
人体や環境に害があるもでは無いのでご心配なく
そして、ヘリコプターによるダウンウォッシュ体感訓練
万が一漂流した場合に、ヘリに吊り上げてもらう際の、ヘリからの風がどんなものなのかを実際に受けてみます
まるで暴風雨の中にいるような感じで、マスクをしていてもほとんど何も見えないくらいです
実際にはこの風の中で、ゲストを管理して、安全にヘリに救助してもらわないといけないので、
一度体験しているといないのでは変わってくると思うので、良い経験ですね
その後は、意識不明の事故者を、船上に引き上げる訓練
ロープを使っての環状捜索訓練等を、海上保安庁の救難隊、そう海猿の方々にご指導して頂きました
訓練もさすが海猿かなり体育会系でした
みっちり夕方までの訓練、かなり有意義なものとなりました
最後に皆さんで集合写真
今日の訓練内容の事を実際に使うことがないのが一番ですが、万が一事故が起こった場合には、
きっと役に立つものになると思います
定期的に引き続き訓練はして行かないとですね~
皆さん、お疲れさまでした~~
それでは、また明日~~