静けさが戻る (Keiko)
「おはよーございまーす」
と、朝からでも離れていても響き渡る声の持ち主・菅野がGWのヘルプを終え、
西表島を後にしました。事故もなく無事にGWを終えることができたのは、
ご利用頂いたお客様の協力もあったからでこそ。どうもありがとうございましたm( )m
ここから西表島はグングンと陽射しが強くなり、海の色も空の色も山の緑も
もちろん水中の生物も色濃くなっていきますよ
お時間ができましたら、またぜひ遊びにいらして下さいね
さてさて、今日からオリジナルメンバーでのご案内です。
気になる本日の海情報です
天気: 曇りのち
晴れ
気温: 29℃
水温: 26℃
風向: 北東
波高: 1.5m ⇒ 2m
★安栄観光運航スケジュール・・・終日上原便運航
MISS
~オガン船~
本目: 西の洞窟
本目: 鹿ノ川中ノ瀬
本目: 崎山沖ノ根
■船長: 吉坊
■ガイド: 森脇、遠藤
MISS
~近場船~
本目: 崎山アザミ
本目: Gスポット
本目: 外離れ南
■ガイド: 大島、井崎、佐々木
■アシスタント: 西江
まずはオガン船情報
西の洞窟ではこんなワンショット。
あちこちから光が射し込んでいるので、手前側と右奥とにいるダイバーが
楽しそう写るこんなショットも撮れますよ
収穫はこちら
ホソカマスの群れ、150匹ほど。
ギュッと密集して縦に群れてくれるので、離れていても分りやすくいいですねぇ。
・・・何だか細長くてサンマみたい笑
潮が速く、波も上がってきていたので安全を取ってオガンを離れることに。
マンタを求めて中ノ瀬へ。
・・・
結果・・・
GW中、マンタも帰省してしまったのかしら・・・というくらい、
遭遇率が悪いですね
ノーマンタ でした。
大物はもちろんですが、TG-3を持つ遠藤は大物探しの合間合間に、
マクロも撮ってきましたよ~。
ハナヤサイサンゴの隙間にいて、なかなか撮るのが大変ですが、
小さい黄緑色の斑点とダイヤのような瞳を持つ カスリフサカサゴ
イソギンチャクの上にどっかり構えているのは、アカホシカニダマシ。
みなさん、騙されていませんか
カニのように見えますが、カニの仲間ではなくヤドカリの仲間に分類されます。
カニよりも1対脚が少ないのが特徴です
口の下にモサモサした物が見えると思いますが、これは顎脚に羽状突起があって、
水中のプランクトンを集めて食べるそうな。
気持ち悪いくらい驚くほどに細かく撮れているので、とても興味深いですね
近場船は・・・
崎山アザミではナンヨウカイワリ100匹以上が群れていたそうな。
黒い婚姻色を出している方がオス。
よーく見ると、オスがメスの下側にいますねぇ
魚の世界でもしっかりとメスをエスコートしていて、感心してしまうほどよくできた習性です。
普段、この数は群れることがないので、繁殖のタイミングなのでしょうか。
繁殖といえば、外離れ南で恋のシーズン中のコブシメに遭遇。
お相手は見つかったのでしょうかね
Gスポットでは、エントリーすると異様な光景
マダラエイがサンゴに突っ込んでます。
頭を突っ込んでまでも食べたい何かがいたのか、はたまた獲物を追ったら、
うっかり逆さまになってしまったのかは不明ですが・・・。
近場船ガイドの井崎の一押しはこちら
西表ではレアなコンシボリガイを発見
年に数回会えるかどうかの子。気になる方は早めにリクエストして下さいね。
旅立ちが遠くないことを祈ります。。
ブチ柄がかわいいパンダツノウミウシ・・・
通称「パンツノ」
なかなか呼びにくいのは私だけでしょうか・・・
さてさて、梅雨入り宣言がまだ発表されていない八重山ですが、
今年は一足も二足も早く、台風の進路が気になる天気図になってしまいました。
相手は台風。
現在、フィリピンの東の海上にあるので今後の動きはまったく予想が付きません。
どこの地域にも大きな被害が出ないこと、八重山エリアにも近づかないことを願うばかりです。
GW明け、久しぶりに仕事に出られた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日も1日お疲れ様でした
・・・八重山は島らっきょうとビールがおいしい季節ですよ~。笑