● 緊急事態に備えて
  1. 流れがあるポイントで、エントリーやエキジットの時に万一流されてしまったら・・
    ボートからは、1端をボートに固定したロープを流れに沿って必ず流してあります。これをカレントラインと呼びます。
    まず、慌てずに、水面にあるカレントラインを探してつかみます。あとはボートまでカレントラインにそって戻ります。もし、カレントラインよりも更に流れの下手に流されてしまったら、慌てずに水面に戻り、BCにエアを入れて浮力の確保をしたらそのまま流されます。ウエイトは捨てて下さい。レギュレーターは残圧があればくわえていましょう。なければスノーケルに交換します。
    ダイバーを全員エキジットさせた後、ピックアップに向かいますが、自分の位置を常に知らせる為に、シグナルフロートやシグナルホーン、シグナルミラーの携帯をお薦めします。ガイドが一緒に流された場合は、ガイドが緊急用に常に携帯していますので、ガイドから離れないようにしてください。
    流されない為には、ブリーフィングでの注意事項をしっかりと聞いて、エントリー、エキジットの際には、必ずロープを使用し離さないようにしましょう。
     
  2. ガイドとはぐれてしまったら…
    動き周らずに、その場で1分待ちます。1分経ってもガイドと会う事ができなければ、浮上速度と水面の安全(ボートの音がしたら浮上は待ちます)に気をつけながら浮上を開始しましょう。
    水面に出たらBCにエアを入れ、浮力の確保をします。うなりざきのボートが確認できる場合はそのまま水面を泳いでボートに上がりましょう。再潜降は絶対にしないで下さい。ガイドもあなたを探しているはずですから。
     
  3. 水中で吐きたくなったら・・
    船酔いや波酔いでダイビング中に気分が悪くなり、吐きたくなったら、レギュレーターを外して吐き、またレギをくわえますが、タイミングを間違うと水を飲み危険です。自信のない場合はレギを無理に外さないで、くわえたまま吐きましょう。パージボタンで吐瀉物を排出できます。
     
  4. BCの操作を間違えて、急浮上してしまったら・・
    浮上中に絶対に呼吸を止めてはいけません!水面まで浮上してしまったら、落ち着いて再潜降すればいいことです。
     
  5. 水中で足がケイレンしたら・・
    決して、揉んではいけません。さらに攣ってしまいます。
    ふくらはぎがほとんどですが、ケイレンした方のフィンの先端をもって足を伸ばし、ゆっくり手前にひっぱります。強からず弱からずの力の入れ方で、反動をつけて引っ張るより、ゆっくりじわじわと手前に引き寄せたほうが良いでしょう。(ストレッチのように)ケイレンが治っても、また力を入れればケイレンが起こります。それ以上、ダイビングは続けずに、浮上した方が無難でしょう。また、浮上するまでもケイレンした方の足には、できるだけ力を入れずに(キックせずに)リラックスさせましょう。
     
  6. 水中でレギ呼吸の度に水が入ってきたら・・
    慌てて水面に飛び出してはいけません。
    水は入ってくるものの、呼吸は普通にできる、という場合は慌てずにガイドに知らせます。また、水の量が多くて、呼吸もしずらい、という状況でしたら、ただちにオクトパスに交換します。このような場合も考えて、オクトパスは自分の予備レギにもなりますので、常備しておきましょう。
     
  7. 自分のバディがいない!
    落ち着いて、360度見まわしましょう。次に自分より下方、水面も見回します。ここまで15秒もあれば確認できます。それでも見つからない時は、ガイドに知らせましょう。